「うちの子、どうしてできないの?」と悩むママへ。子どもの“苦手”との向き合い方

「何度言ったらおもちゃを片付けるの!」 「どうしてこんな簡単な宿題が一人でできないの…」

毎日同じことで叱ってしまい、子どもが寝静まった後に「また怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることはありませんか? 子育てを一生懸命頑張っているからこそ、お子様の「できないこと」に目がいってしまい、焦りやイライラを感じてしまうのは当然のことです。

今回は、そんな毎日を少しだけ楽にする、子どもの「苦手」との向き合い方のヒントをお伝えします。

その「できない」は、誰のせいでもありません

お子様が片付けができなかったり、忘れ物が多かったり、何度言ってもすぐに行動に移せなかったりすると、「私の育て方が悪いのかな」とご自身を責めてしまうお母さんがいらっしゃいます。 でも、少し肩の力を抜いてみてください。それは親の責任でも何でもありません。

そういった行動は、その子が生まれ持った「先天的・発達的な特性」によるものであることがとても多いのです。 「こういうことは苦手なんだ、しょうがないんだ」と一度割り切ってみることで、不思議とお母さん自身の心に余裕が生まれます。

できないことを責めるのではなく、「できなかったことをどうカバーするか」「どう対応すればいいか」というヒントを一緒に考えてあげることこそが、親の大きな役割なのです。

叱るのではなく「リフレーミング」で前向きに

「ダメでしょ!」と子どもを強く叱っているとき、実は子どもの脳の中では、自分を守るために親の攻撃から「バリア」を張っている状態になっています。 この状態では、どんなに正しいことを言っても耳に届かず、ただ子どもの心を傷つけてしまう結果につながりかねません。

そこで大切になるのが「リフレーミング」という考え方です。 これは、物事の捉え方(フレーム)を変えて、ネガティブな状況をポジティブに言い換える手法です。

例えば、

  • 「落ち着きがない」→「好奇心旺盛で行動力がある」
  • 「マイペースで遅い」→「ひとつのことにじっくり取り組める」

このように見方を変えるだけで、親のかける言葉が前向きに変わります。否定されず、自分の特性を受け入れてもらえる環境の中で、子どもたちは少しずつ苦手を克服し、自主的に物事に取り組めるようになっていきます。

学習面でも「100%」を求めすぎないで

これは、日々の学習の場面でも同じことが言えます。 子どもの脳の発達のペースは一人ひとり全く異なります。そのため、学年通りの学習内容がどうしても理解できない、という時期は誰にでも起こり得るのです。

その時に「絶対に100%理解させなきゃ!」とこだわりすぎるとどうなるでしょうか。 子どもにとって勉強が「無理やりやらされるもの」「わからなくて苦しいもの」になってしまい、学習に対して強いネガティブな感情を抱くようになってしまいます。

子どもにぴったりのペースを見つけるプロの視点

学習においては、一人ひとりの能力や考える力に合わせて「どう教えるか」、あるいは「今はまだその時期ではないから、少し見送るか」という見極めが非常に重要です。 子どもにとって「ピッタリの学習ペース」で進めることが、結果として無理のない学習習慣の定着に繋がっていきます。

学研の先生は、子どもたちにいきなり「100%の理解」を求めることはしません。 今の段階で「どこまでが理解できているのか」を冷静に判断し、長期間にわたって計画的に学習を進めるサポートをしています。

学研教室では、個々の学力や能力・適性に応じた個別学習を行っています。一人一人の個性に合わせた指導で、数値化できる学力(認知能力)だけでなく、結果に至るプロセスとなる自己肯定感ややり抜く力(非認知能力)の両方を伸ばすことを大切にしています。

「うちの子は勉強が苦手かも」と心配な時は、一人で抱え込まずに、長期的にお子様を見守る「プロの目」に頼ってみるのもひとつの方法です。


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